豊かな経験に裏打ちされた手技
私は約35年に渡り、東京警察病院を中心として、形成外科・美容外科の診療をして参りました。この間、今日の形成外科の柱となった微小血管外科や頭蓋顔面外科、あるいはレーザー治療などに父・大森清一の指導の下、取り組んで参りましたし、ニュージーランドのSir William ManchesterやニューヨークのDr. J.M.ConverseやDr. J.W.Smithなどから直接指導を受けられたことは望外の喜びでした。
美容外科に関しては前記のDr. J.W.Smithに若い時に手ほどきを受け、後に美容外科の先進国アルゼンチンのDr. Jose Juriと一緒に仕事をする機会があり、美容外科の基本手術であるFaceliftや鼻の手術、豊胸術などを学ぶと共に微小血管外科を用いた遊離頭皮皮弁法の研究を行ってきました。また頭蓋顔面外科の美容外科への応用に努力し、顔面の輪郭形成の手術を発展させると共に、レーザー治療ではQルビーレーザーによる太田母斑治療を先駆けて行い、今では太田母斑は治る病気に変えることができました。